フライパンで作る、チョコレートブラウニーのレシピです。
ブラウニーとは

ブラウニー(Brownie)とは、平たく正方形に焼いた濃厚なチョコレートケーキ。
目の詰まったチョコレートケーキからバー状に切り出したりもします。
チョコレートの濃厚さによってファッジ(やわらかいキャンディ)状であったり、クッキーに近いケーキ状であったり、また、ナッツ・クリームチーズ・チョコチップ等を混ぜたり、砂糖がけをするなど様々な形態があります。
携帯食として普及しており、通常は手づかみで食べます。
特にレストランでは、熱くしてアイスクリームと一緒に出したり(アラモード)、ホイップクリームをトッピングすることも。
材料
5人前
バター 50g
砂糖 45g
卵 1個
薄力粉 45g
ココアパウダー 15g
板チョコレート 25g
作り方
調理時間(およそ30分)
ボール等に、やわらかく戻した「バター 50g」と「砂糖 45g」を入れて、よく混ぜる。
1に、「卵 1個」を入れ、よく混ぜる。
さらに、「薄力粉 45g」、「ココアパウダー 15g」を加え、ヘラ等で混ぜる。
フライパンに生地を流し入れ、「チョコレート 25g」を割って表面全体に、少し押し込むようにのせ、その後、表面をならす。
フライパンに蓋をし、弱火で約12分焼く。
周囲と底が固まり、中央の表面が半生の状態になったら、ヘラ等を使い、ひっくり返し、蓋をして、約5分焼く。
中央に竹串を刺してゆるい生地が付かなければ焼き上がり。取り出して、冷ましたら好きな形にカットし、完成。
コツ
作り方6
ヘラ等で持ち上げる時、崩れそうな軟らかさの場合、まだ焼き不足。楽々持ち上げ、ひっくり返せる位まで焼く。
まとめ
おやつ・贈り物として調理。
混ぜて焼くだけなので簡単に作れます。
是非、お試しください。
余談:ブラウニーについて
ソフトクッキーとケーキの間のような食感でチョコレートの濃厚な味が楽しめるブラウニーは、バレンタインデーの特集でもよくお見かけする人気のお菓子の一つ。
日持ちがする為、スイーツ系ギフトセットに入っていたり、コンビニでお手軽サイズが100円位で買えたりと、身近なお菓子です。
そんなブラウニーですが、ガトーショコラと何が違うのでしょうか。
ガトーショコラとブラウニーを見て「どちらもチョコレートケーキでしょ」なんて言っていると、恥ずかしい思いをするかもしれない。
今回は、ブラウニーとガトーショコラの違いについて解説します。
ブラウニーとガトーショコラの違い
ブラウニーとは
ブラウニーはアメリカで親しまれている、平たい形をした重めの食感の焼き菓子のことを言います。
あえてチョコレートブラウニーという呼び方をされることもありますが、本来「ブラウニー」だけでもチョコレートもしくはココアパウダーを使用しているお菓子を指す言葉です。
ブラウニー(brownie)という呼び名も、チョコレートを加えたことで生地が「brown(茶色)」になっていることが語源だと言われています。
この為、単にブラウニーと言った場合、茶色いチョコレートブラウニーのことを指すのが一般的です。
ブラウニーは、アメリカの家庭で親しまれるホームメイドスイーツとして知られています。
ガトーショコラとは
「ガトー」はケーキを、「ショコラ」はチョコレートを指すフランス語です。
固有のチョコレートケーキを指す場合もありますが、その他のチョコレートケーキを含めた全体を指す言葉としても用いられることがあります。
ブラウニーとガトーショコラの材料・作り方
ブラウニーの材料と作り方
ブラウニーの材料は、「チョコレート」、「バター」、「卵」、「砂糖」、「小麦粉」、「ベーキングパウダー」、「ココアパウダー」、「くるみ」等です。
すべての材料を順に混ぜて焼くだけで、ガトーショコラと違って卵も卵黄・卵白に分ける必要はなく、全卵のままで大丈夫です。
ベーキングパウダーを使う為、膨らみも均一になります。
食感はクッキーとケーキの中間のようで、しっとり、サクサクっとした仕上がりです。
角形で焼いて、さいの目状にカットするのが定番。
なお、くるみ以外にも、ダイス状のチョコレートやレーズン等、好みに応じて具材をアレンジしてもよい。
ガトーショコラの材料と作り方
ガトーショコラの材料は、「チョコレート」、「バター」、「卵」、「砂糖」、「小麦粉」です。
ポイントは2つあります。
1つ目は、カカオ分が多めのチョコレートをたっぷりと使用すること。
2つ目は、卵を卵黄・卵白に分け、卵白はしっかりと泡立ててメレンゲ状にすることです。
このメレンゲが、生地の膨らみをアシストする役目を担っています。
焼き上がりはふっくらとしていますが、時間が経つとややしぼんで、よりしっとりとした舌触りになります。
ブラウニーとガトーショコラの違い
使用する粉の量
ブラウニーはベーキングパウダーで生地を膨らませるので、小麦粉の量はガトーショコラに比べると格段に多いです。
それに対して、ガトーショコラは、メレンゲの力で生地を膨らませる為、使用する粉の量はかなり少なめになります。
この違いにより、仕上がりの食感も異なります。
ガトーショコラはしっとりとして口溶けがよく、ブラウニーは目が詰まっており、ねっとりとしたイメージ。
卵の使い方
ブラウニーは、全卵のまま溶いて使用します。
対して、ガトーショコラは、卵を卵黄・卵白に分けて作るレシピが王道です。
また、ガトーショコラは卵を泡立てますが、ブラウニーは卵を溶くだけでよいという違いがあります。
具材の有無
基本、ガトーショコラに具材を入れることはありません。
対して、ブラウニーは、くるみが入っているのがデフォルトです。
さらに、クランチチョコレートやレーズン、ダークチェリー等を加えてバリエーションをつけたり、ファッジ等のトッピングが施されることも多いです。
結論:「ブラウニー」と「ガトーショコラ」
味わいとしては、ガトーショコラの方が総じて濃厚で、ブラウニーの方が軽く食べられるイメージです。
ただ、レシピによっては、よりしっとりと仕上げるブラウニーもあります。
手作りする場合、好みに合わせてレシピを選ぶとよいでしょう。