フライパンで作る、チョコバームクーヘンのレシピです。
バームクーヘンとは

バームクーヘン(バウムクーヘン)とは、ドイツの伝統的なお菓子です。
バウムが木、クーヘンはケーキを意味しており、直訳すると木のケーキという意味。
その名の通り、中心にドーナツ状の穴があり、断面に樹木の年輪のような円心円状の模様がでているドイツのケーキです。
今回はチョコレートコーティングのバームクーヘンを作ります。
材料
3人前
ホットケーキミックス 150g
砂糖 50g
バター 30g
卵 1個
牛乳 200ml
チョコレート 50g
作り方
調理時間(およそ30分)
「バター 30g」を電子レンジで温め、溶かす。
1と「ホットケーキミックス 150g」、「砂糖 50g」、「卵 1個」、「牛乳 200ml」をボールに入れ、混ぜる。
フライパンを中火で熱し、生地を薄く広げて両面を焼く。下面を焼いてる間に、上面に生地を塗り、ひっくり返す。この工程を何度も繰り返す。
焼き終えたら、お皿に載せ、ラップをかけ、冷ます。
「チョコレート 50g」を湯煎で溶かし、バームクーヘンの表面に塗る。
チョコが少し固まるまで待ち、その後、好みの大きさにカットし、完成。
コツ
完全にチョコレートが固まると、切りにくく、また、ひび割れやすくなるので、少し固まった所で、バームクーヘンをカットすること。
まとめ
チョコレートコーティングされたバームクーヘンを食べたくなり、調理。
やはり、チョコレートとバームクーヘンは合いますね。
美味しいので、試してみて下さい。
余談:バウムクーヘンについて
中央に穴が開いた円状のお菓子「バウムクーヘン」は、ドイツ発祥の焼き菓子。
やわらかくしっとりとした食感で、普段のおやつからギフト・結婚式の引き出物まで、様々なシチュエーションで人気のお菓子です。
今回は、バウムクーヘンの名前の由来や歴史について解説します。
バウムクーヘンの名前の由来
バウムクーヘンはドイツ発祥のお菓子であり、ドイツ語でバウムは「木」、クーヘンは「お菓子」を意味します。
輪切りにすると木の年輪のような模様が現れるのが特徴で、これが名前の由来にもなっています。
バウムクーヘンの歴史
バウムクーヘンの歴史はかなり古く、紀元前のギリシャまでさかのぼります。
バウムクーヘンの起源については諸説ありますが、その中でも有力なのは紀元前のギリシャに誕生した、木の棒に生地を巻きつけて焼いた「オベリアス」と呼ばれる食べ物があり、これがバウムクーヘンの原型であるという説が一般的です。
なお、その他には中世ポーランドの伝統的なケーキ「シャコティス(別名セカンチュ)」や、クリスマスツリーのような形をしたフランスの伝統菓子「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」が起源だという説もあります。
そして、日本にバウムクーヘンを伝えたのは、洋菓子店の名前としてもおなじみの「ユーハイム」です。
1919年広島で開催された「ドイツ俘虜製作品展覧会」で、ユーハイム創始者であるカール・ユーハイム氏が焼いたものが最初だと言われています。
その後、バウムクーヘンは瞬く間に日本で広まり、現在では普段のお菓子として、結婚式の引き出物としてと、日本人にとって欠かせないお菓子となりました。
木の年輪が長い年月をかけて刻まれるように、バウムクーヘンの最大の特徴である年輪模様に日本人は「長寿」、「繁栄」、「成長」といった意味を見出しました。
日本での贈答品にバウムクーヘンが愛されているのは、こういったおめでたい意味が込められているからなのですね。
バウムクーヘンのカロリー
お菓子を食べるときに気になるのがカロリーです。
特に、バウムクーヘンはどっしりとした重みと、その甘さからカロリーの高さが伺えます。
バウムクーヘンのカロリーは100gあたり400~500kcal。
ちなみに、茶碗1杯のご飯(140g)が235kcal、6枚切りの食パン1枚(60g)が158kcalですので、かなりカロリーの高いお菓子だと言えます。
一般的な大きさのバウムクーヘン(直径約13cm、約250g)を4等分したとしても270kcalあります。
バウムクーヘンの成分は、ほとんどが糖質と脂質なので、美味しいからと言って食べ過ぎないよう注意しましょう。