ホットケーキミックスで作るショートブレッドのレシピ。クッキーとの違いも解説

ホットケーキミックスで作るショートブレッドのレシピです。

ショートブレッドとは

ショートブレッド

「ショートブレッド(英: Shortbread)」は、スコットランドの伝統的な菓子。

「short」 は食感がサクサク、あるいはポロポロするという意味の形容詞で、「bread」 は所謂パンのことを言い、この2つの単語が合わさるとひとつの名詞となり、その場合には「バタークッキー」(油分のたくさん入った分厚いもの)を指します。


材料

6人前

  • ホットケーキミックス 150g

  • バター 75g

  • 砂糖 20g


作り方

調理時間(およそ1時間)

  1. 室温に戻した「バター 75g」をスプーン等で柔らかく練る。

  2. 1に、「ホットケーキミックス 150g」、「砂糖 20g」を加える。ゴムベラ等でむらなく混ぜ、全体をまとめる。

  3. 2をラップに包んで軽く手でこね、なめらかな塊にしたら、2cm程の厚みの長方形にする。それを冷凍庫で10分程冷やす。

  4. 3を冷凍庫から取り出し、6等分に切り分け、箸や竹串などを使って表面にポツポツと小さな穴をあける。

  5. 切り分けた生地を、予熱したオーブン・オーブントースターで焼き、完成。


コツ

オーブンの場合、焼き時間は20分程度が目安。

焼いている最中に焦げてきた場合、アルミホイルで表面を覆って色がつきすぎないように。


まとめ

不意にショートブレッドが食べたくなり、調理しました。

材料を混ぜて、形を整え、焼くだけですので、簡単に作れます。

お試しあれ。



余談:クッキーの種類について

洋菓子の中で、クッキー・ビスケット・サブレ等は「プティフール・セック(乾いた小さなお菓子)」と呼ばれます。

「クッキー」といえばアメリカ、「ビスケット」といえばイギリス、「サブレ」といえばフランスで主に作られるお菓子で、明確な区別は特にありません。

主なクッキーの種類には、以下のようなものがあります。


ラング・ド・シャ(Langues-de-chat)

「ラング・ド・シャ」は、丸みをおびた薄く細長い形からフランス語で「猫の舌」と名づけられたサブレになります。

ラング・ド・シャは卵白だけを使うので、白っぽい仕上がりで、薄く、中心を白っぽく焼き上げるのが特徴です。

湿気やすいので、密閉性の高い缶や瓶に入れて保存しましょう。


ポルボローネ(Polvorone)

「ポルボローネ」とは、ラードをベースにした、ほろっともろい口当たりのスペインのお菓子です。

昔はアンダルシア地方で、クリスマスから新年にかけての特別なお菓子だったそうな。

ポルボローネは、スペインの焼き菓子のなかでは珍しく甘みがマイルドで、とりわけ食感が不思議なクッキーで、一番の特徴は、あらかじめ小麦粉を黄金色に炒ることです。

粉をよく炒ることによって、ほろほろとした口当たりになります。

これで小麦粉の粘りがなくなり、香ばしくて、とてももろい口当たりになるのです。

また、油脂としてバターではなくラードを使うことも、もろい食感の理由の一つです。

非常にもろい生地なので、少なくとも1cmの厚みをもたせてシンプルな円盤状に作ります。


ショートブレッド

「ショートブレッド」とは、サクサクッと香ばしい口当たりのクッキーです。

生地に入った上新粉(吸水させた米を粉砕して乾燥させたもの)がショートブレッドの軽さの秘密です。

バターの風味とグラニュー糖のほどよい甘味がおいしいクッキーです。


クラッカー

「クラッカー」とは、粉の中にバターが細かい粒状に残っている、少々粗いサクッとした食感のクッキーです。

天板いっぱいに生地を敷いて、好みに切り込みを入れ、チーズ、ごま等をのせて仕上げましょう。


チュイル

「チュイル」とは、フランス語で「かわら」を意味するクッキーです。

チュイルは、薄く広げて焼けるように、なめらかな生地にします。

一晩寝かせると、砂糖がきれいに溶け、ツヤよく仕上がります。

とい型がない場合は、ラップフィルムの芯を縦半分にカットし、内側のカーブにそわせると良いでしょう。


シガレット

「シガレット」とは、「紙巻きタバコ」が元の意味で、大きさも形もそっくりに作ったクッキーのことです。

1㎜以下に薄く焼いた丸い生地を、熱いうちにくるりと巻き込むと、筒型のシガレットが出来上がります。

サクサクッとした軽さと、口溶けのよい豊かな風味が特徴です。


ガレット(Galette nanntais:ナント風クッキー)

「ガレット」とは、平たくて丸いお菓子の総称で、ナント風は菊形に抜いてあるのが特徴で「ガレット・ナンテ」とも呼ばれます。

ナントはフランスのブルターニュ地方にある町で、この一帯は良質なバターの産地として有名です。

このバターの品質を活かしたお菓子として、このガレット・ナンテが生まれました。

甘さは控えめで、きめの細かなザクザクとした食感が心地よいクッキーです。

ナント風クッキーは菊の花の形だけでなく、上面に格子模様をつけて焦げ茶色に焼き上げることも特徴です。

つや出し卵液にコーヒー液を混ぜて塗ることで、美しい焦げ茶の色を出し、フォークで筋模様をつけます。


余談:ショートブレッドについて

市販されているものでは、イギリス生まれの菓子メーカー「ウォーカー社」のショートブレッドが有名となっており、毎日食べているという人もいると言うほど注目されていますが、見た目は「クッキー」となっている為、同じ物なのではないかと困惑してしまっている人が多いです。

そこで余談ですが、「ショートブレッド」と「クッキー」の違いについて説明したいと思います。


ショートブレッドとは何?

「ショートブレッド」は、12世紀頃から食べられていました。

最初の頃は「ビスケットブレッド(Biscuit Bread)」と呼ばれていました。

元々、パンを作る時に残った余りの生地を甘くして、オーブン等に置いたままにして乾燥させ、ラスクのように食したものが始まりだと言われています。

その後、パンの残り生地に含まれる酵母の代わりに、バターを生地に混ぜて作るようになり、現在のショートブレッドのような味と形になったのです。


「ショートブレッド」と「クッキー」の違いとは?

「ショートブレッド」の「short」は食感がサクサク・ポロポロするという意味の形容詞であり、「bread」は所謂パンのことですが、この2つの単語が合わさると、ひとつの名詞となり「バタークッキー」を指します。

その為、材料の違いが明確であり、クッキーとショートブレッドはとても良く似ていますが、材料・作り方ともに違うものであり、ショートブレッドは、「小麦粉、砂糖、バター、塩」の4つだけで作るのです。

ここで言う「ショート」は、パンやビスケット(クッキー)等を作る時に使う用語で、バターを加えることによってさっくりした粉状の生地にするという意味になります。

同じ意味で使われる言葉に「ショートニング」がありますが、ショートニングはお菓子を作る時に、お菓子の生地や衣をサクサクやパリパリの食感にする為のものです。

つまり、ショートブレッドは甘い菓子パンであり、クッキーではありません。


「ショートブレッド」と「クッキー」の作り方の違い

それぞれの違いについて説明をしましたが、他にも作り方が大きく異なります。

「ショートブレッド」と「クッキー」は実は真逆の作り方となっています。

「クッキー」は、練ったバターに砂糖を混ぜ合わせ、砂糖がよく混ざったところへ溶き卵を少しずつ混ぜ、よく混ざったらふるっておいた粉を入れ、ひとまとめにしてから成型します。

それに対し、「ショートブレッド」の場合、ふるっておいた粉にバターを切り混ぜてポロポロにしてから砂糖を入れます。

その為、クッキーとは逆の手順になのです。


最後に

ショートブレッドとはスコットランドの伝統菓子で、厚みのあるバタークッキーです。

「バター」、「砂糖」、「小麦粉」、「塩」というシンプルな材料で作られています。

さくさくと軽い歯ごたえで、バターの風味が強く、リッチで濃厚な味わいが楽しめます。

アフタヌーンティーの国イギリス発祥のお菓子だけあって、コーヒー・紅茶にとても合います。

材料も少なく手順も簡単なので、是非、手作りしてみてください。



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