じゃがバターのレシピです。
じゃがバターのカロリーや栄養についても解説します。
じゃがバターとは

じゃがバターとは、加熱調理したジャガイモにバター(マーガリン)を添えた料理です。
一般的には、「じゃがいも」をよく洗い、竹串が抵抗無く通る程度まで軟らかく加熱(茹でる・焼く・蒸す等)し、加熱したジャガイモに、バターを添えます。
皮は付いたままの場合も、剥く場合もあります。
また、加熱後は好みにより、フライパン・オーブン等で焼いて焦げ目を付けることもあり、調理方法は様々です。
「じゃがいも」の一大生産地であり、「バター」の原料である乳牛の飼育数も豊富な北海道の各家庭では、おかず、おつまみ、おやつとして供されています。
材料
3人前
じゃがいも 3つ
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 少々
バター 5g
塩 少々
胡椒 少々
バジル 少々
作り方
調理時間(およそ30分)
「じゃがいも 3つ」を1㎝幅に切って、水にさらします。
水から茹でて、「塩 ひとつまみ」を入れて沸騰後5〜7分でザルにあげる。
フライパンに「オリーブオイル 少々」と「バター 5g」を溶かし入れ、「じゃがいも」をこんがり焼きます。
「バジル 少々」、「塩 少々」、「胡椒 少々」をかけて、出来上がりです。
コツ
作り方1~2は、電子レンジでも可能です。
その場合、以下の手順です。
- 「じゃがいも」を丁寧に洗い、ラップに包みます。
- 耐熱容器にラップで包んだ「じゃがいも」をのせ、電子レンジの根菜モードで加熱。
- ラップを取り、カットする。
なお、電子レンジにより、時間などが違うと思いますので、各ご家庭の電子レンジに応じて、時間などは適宜、調整して下さい。
また、バジル、塩、胡椒など調味料の分量は好みに応じて調整を。
まとめ
以上、じゃがバターのレシピでした。
バジルや胡椒で味付けしているので、おつまみにも最適です。
お試しあれ。
じゃがバターのカロリーや栄養について
じゃがいも料理の1つである「じゃがバター」は、蒸かした「じゃがいも」にバターや塩などの調味料を(お好みで)付けて食べます。
美味しいですが、じゃがバターを食べすぎてしまった時、「カロリーの摂りすぎになのでは?」、「じゃがバターって、体に良いの?悪いの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、「じゃがバター」のカロリーや栄養素を解説します。
じゃがバターのカロリー・糖質量
「じゃがバター」に使う材料は、「じゃがいも」と「バター」ですが、材料別にカロリー等の数値を見てみると、「じゃがいも」のカロリーは100gあたり76kcal、「バター」のカロリーは5gで45kcalになります。
合計すると、「じゃがバター」1つ当たりのカロリーは「121kcal」です。
また、糖質量を材料別に見ると、「じゃがいも」は100gあたり15g、「バター」は100gあたり0.1gになります。
合わせると、「じゃがバター」1つあたりで「15.1g」です。
「じゃがいも」の大きさにより異なりますが、数値で見ると、じゃがバターはあまり高くないメニューと言えます。
カロリー | 糖質 |
---|---|
121kcal | 15.1g |
食物繊維
「じゃがいも」に含まれる食物繊維の量は、100gあたり「8.9g」であり、他の芋類に比べ、多く含まれています。
一日あたり、成人の方の摂取量の約半分を「じゃがいも 100g」で摂取可能です。
「食物繊維」には、便秘を改善する効果がある為、ダイエットにもつながります。
便秘が続き、腸内に便がつくことで、食べ物から得ることのできる栄養素を摂取することができず、結果、太る原因になるのですね。
食物繊維を上手く摂取し、便秘を改善することで、ダイエットにつながります。
ビタミンC
「じゃがいも」には、ビタミンCが100gあたり「28mg」含まれており、特に、新じゃがは普通のじゃがいもの2倍のビタミンCが含まれています。
「ビタミンC」は、熱に弱いのですが、「じゃがいも」に含まれるビタミンCは加熱しても栄養素が壊れにくい為、ビタミンCをきちんと摂ることができます。
じゃがいもに含まれる「でんぷん」が、熱からビタミンCを守る役割があるのです。
この他に、じゃがいものビタミンCを熱から守る方法として、「皮ごと茹でる・蒸す」という方法がオススメです。
勿論、じゃがいもに含まれる「でんぷん」もビタミンCを守ってくれますが、皮つきのまま料理することで、さらにビタミンCの流出を防いでくれます。
特に、「じゃがバター」を作る際、皮つきのまま電子レンジを使って料理することで加熱時間も短くなり、ビタミンCを逃さずに「じゃがバター」を作ることができます。
ビタミンCは、美容・健康の効果だけでなく、脂肪燃焼効果もあるので、ダイエットを考えている人には重要な栄養素です。
カリウム
「じゃがいも」には、ナトリウムを排出してくれる効果のある「カリウム」が豊富に含まれています。
ナトリウムを含む「塩分」を摂りすぎると、むくみの原因になる為、カリウムを多く含む「じゃがいも」を食べることにより、むくみの解消・予防にも効果的です。
むくみをそのまま放置しておくと、体の中に溜まった水分・老廃物がセルライトに変わり、燃焼しにくい脂肪細胞になってしまいます。
むくみを起こさないようにする為、カリウムの摂取をオススメします。
難消化性でんぷん
「じゃがいも」には、難消化性でんぷんが含まれています。
「難消化性でんぷん」は、別名「レジスタントスターチ」とも呼ばれ、糖質を含んでいますが、食物繊維と同じ働きをする成分です。
「難消化性でんぷん」は、良質な「たんぱく質」になり、消化されずに大腸まで届いて、善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。
「食物繊維」と同様の働きをしてくれる為、便秘改善・血糖値の上昇を緩やかする効果もあります。
その他、体重の増加も抑えることも可能です。
バターの効果について
「バター」は、高カロリーな食材に感じますが、実はダイエットをサポートしてくれる役割があります。
「ビタミンA」・「ビタミンD」を豊富に含んでいる為、ダイエット時に不足しがちなビタミンA・ビタミンDを補ってくれ、美肌効果に役立ちます。
その他、「カリウム」・「カルシウム」も多く含んでいるので、むくみの解消効果は勿論、骨を強くする効果・ストレス解消効果・活性酸素の働きを抑制する効果もあります。
その為、アンチエイジングに繋がったり、ダイエットにも効果的です。
「じゃがいも」に「バター」の栄養効果を合わせることで、最も効果的になる為、「じゃがバター」はオススメのメニューです。
ただし、食べすぎてしまうと、折角のむくみの改善・予防効果よりもカロリーの摂りすぎになってしまう為、注意しましょう。
カロリーに注意して食べましょう
「じゃがバター」のカロリー・栄養素について解説しました。
「じゃがバター」には、ダイエットに役立つ栄養素も豊富に含まれており、ダイエット等に効果的とも言えます。
しかし、食べすぎてしまうとカロリーの摂りすぎになりますので、1日に1個を目安に食べることをオススメします。
「じゃがバター」は、じゃがいも料理の中でも、揚げることもなく、色々な調味料・具材が入らない為、カロリーも抑えられ、栄養もバランスよく摂ることのできるメニューです。
じゃがいも料理でダイエットを考えている人には「じゃがバター」をオススメします。