シンプルな唐揚げのレシピです。
唐揚げとは

から揚げ(からあげ、空揚げ、唐揚げ)とは、食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶす程度で、衣をつけずに高温の油で揚げた料理。
なお、一般的に唐揚げの具材は、鶏肉の唐揚げを想像する方は多いと思いますが、魚の唐揚げも、野菜の唐揚げも、鶏以外の肉の唐揚げもすべて「唐揚げ」です。
材料
3人前
鳥もも肉 300g
にんにく(すりおろし) 1片分
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
塩 ひとつまみ
片栗粉 大さじ3
薄力粉 大さじ3
作り方
調理時間(およそ1時間)
「鳥もも肉 300g」は、筋切りして、一口大に切る。
ポリ袋に、「にんにく(すりおろし) 1片分」、「醤油 大さじ1」、「酒 大さじ1」、「塩 ひとつまみ」を入れた後、「鳥もも肉」を入れ、よく揉み込む。そのまま30分置いておく。
「片栗粉 大さじ3」、「薄力粉 大さじ3」を混ぜて、「鶏もも肉」にまんべんなくまぶす。
鍋に油を温め、170度になったら、3を入れて揚げる。途中返して、約2分半、揚げる。
バットに一旦、鶏肉をあげ、2分程おく。油の温度を上げて(190度くらい)、再度「鶏肉」を表面がカラッとなるまで揚げて、完成。
コツ
二度揚げすることで、お肉は柔らかく、外はカリッと。
まとめ
夕食のおかずに調理しました。
お肉は柔らかく、外はカリッと。
お弁当にもオススメです。
是非とも、お試しください。
余談:「唐揚げ」の歴史について
子どもから大人まで大人気の唐揚げ。
美味しいですよね。
そんな唐揚げですが、いつ頃できたのでしょう。
今回は、唐揚げの歴史について解説します。
唐揚げの起源
唐揚げは、中国の普茶料理が元となっています。
当時、中国の唐揚げは豆腐を小さく切り、揚げて醤油・酒などのタレで煮たものだったと言われています。
豆腐の他にも、野菜・魚を油で素揚げにしたものも唐揚げと呼んでいました。
唐揚げの呼び方も現在とは異なり、唐揚げと書いて「とうあげ」と呼んでいたそうな。
唐揚げが日本に伝わったのは、江戸時代中期頃と言われています。
「鶏の唐揚げ」の誕生
戦後、国の政策により全国各地に養鶏場が作られました。
その中でも鶏の唐揚げ発祥の地とされる大分県には、最も多く養鶏場がありました。
この政策がきっかけで鶏を使用した唐揚げが誕生します。
それから調理法などが工夫されていき、全国に広まりました。
唐揚げが食卓に多く見られるようになったのは、ここ30~40年のことです。
日本で一般的に鶏の唐揚げが食べられるようになったのは、本当に最近のことなのです。
「唐揚げ」と「竜田揚げ」の違い
「唐揚げ」とよく間違えられる食べ物に「竜田揚げ」があります。
「唐揚げ」と「竜田揚げ」は見た目が似ており、どのような違いがあるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
簡単にいえば、「竜田揚げ」とは、魚・肉を醤油などで味付けして揚げたものです。
一方、「唐揚げ」は、「空揚げ」と呼ばれていた時代があったように、魚・肉・野菜などの食材を何も付けずに揚げたものとなります。
現在では、「竜田揚げ」は「醤油で味付けしたもの」、「唐揚げ」は「小麦粉や片栗粉をまぶして揚げたもの」となっています。
日本では、元々味付けされていた竜田揚げが食べられていた為、さっぱりと食べられる「唐揚げ」が誕生した際にとても人気が出て、現在に至ります。