おやつにオススメ!パンの耳で作る、揚げパン風スティックのレシピです。
揚げパンとは

揚げパンとは、コッペパン等を油で揚げて、砂糖や黄な粉をまぶしたもの。
材料
3人前
食パンの耳 16本
きな粉 大さじ6
グラニュー糖 大さじ3
作り方
調理時間(およそ15分)
「パンの耳 16本」を適当な大きさに切る。
フライパンに5mm程の高さまで油をしき、180度に熱して、「パンの耳」を揚げる。
ビニール袋を用意。「きな粉 大さじ6」、「グラニュー糖 大さじ3」を入れ、袋を振って、混ぜる。
3に、揚げた「パンの耳」を入れ、シャカシャカ振る。
袋から、取り出し、完成。
コツ
作り方1
表面をカリッとしたい場合、時々裏返しながら、焦げないようにしっかり揚げましょう。
作り方3
甘さの好みに応じて、きな粉・グラニュー糖の分量は調整を。
まとめ
おやつとして調理しました。
カリッとしていて美味しいです。
是非、お試しください。
余談:揚げパンの歴史について
「揚げパン」とは、コッペパンを油で揚げたパンのことです。
甘くて美味しいですよね。
そんな揚げパンですが、どういった経緯で、いつ頃できたのでしょうか。
今回は揚げパンの歴史について解説します。
病気で休んだ子の為に生まれたパン
終戦から9年後の昭和29年。
まだ戦後に生きる子供たちにとって、食の厳しい時代が続いていました。
栄養価の高い食べ物・美味しい食べ物が少なかったのです。
そんな戦後の日本で育ってきた小学生にとって、給食のパンは生きていく為に貴重な栄養源でした。
給食があったことで、救われた命がいくつもあったと思います。
その為、「欠席した子供のためにパンを届けてあげる」というシステムが日常化されていたのです。
しかし、せっかく届けても、給食のコッペパンは乾燥しやすく、すぐにカチカチに固くなってしまいました。
そこで、大田区嶺町小学校の給食担当だった篠原さんは、乾燥対策としてパンを油で揚げるアイデアを思いつきました。
揚げたあと、さらに砂糖をまぶすことで、パンの表面の乾燥を防ぐことができたのです。
これが揚げパンのできたきっかけです。
学校を欠席した子にも美味しいパンを届けたい。
揚げパンはそんな優しい想いから、生まれたパンなのでした。